もしもアフィリエイトのメリット紹介記事のピントがズレ過ぎている
ブロガーさんの書いた「ASP比較記事」をいくつか眺めていて、なにせ僕は《もしも》愛用者であるので、もしもアフィリエイトの評判はどんなもんじゃいと調べていた。ところが悲しいことに、紹介記事のピントが、ことごとくズレている。表向きに出ている情報をサクッとリライトしたようなサイトしか見つからない。
多くのサイトでは、もしもアフィリエイトのメリットを下記のように列挙する。
- もしも経由でAmazonと楽天のアフィが貼れる
- W報酬制度やキャッシュバック制度がある
- サイトに合ったプロモーションを機械的に見つけてくれる「自動マッチング」ツールがある
- 楽天のモーションウィジェットがある
たしかにどれも事実ではあるが、コアユーザーから言わせてもらうと《もしも》のメリットはそこじゃない! そこじゃなさすぎる!!
あまりこういったポジショントーク的な記事は書きたくないのだけれど、《もしも》のASPとしての真のメリットを誰も書かないのは悔しいので、ここで紹介しておきたい。
1.もしもは振込手数料がかからない
報酬の振込手数料はもしも側が負担してくれる。もしもアフィリエイトは振込手数料がかからない。これが最も重要なことである。
W報酬などは正直どうでもよく、どうしてこの「振込手数料ゼロ!」をASP比較記事の多くが第一に記載しないのか理解に苦しむ。これは本当に大きなメリットなのに。
最大手ASPのA8.netでは、(三井住友銀行以外では)振込手数料が540円もかかる。そして報酬金額が3万円以上の場合には、なんと756円もの振込手数料が差し引かれる。
つまりA8.netにおいて、報酬金額が月に5,000円程度しかない場合、実質的に報酬の10%近くが手数料で引かれてしまう。A8.netでは「1,000円支払方式」も選べるけれども、こんなん手数料が勿体なくて使いようがない。
繰り返すが、もしもなら振込手数料がゼロなのだ。これを真っ先にメリットとして挙げないのでは、書き手が本当にもしもユーザーなのかどうかを疑ってしまう。
(余談)W報酬がいまひとつな理由
他サイトが盛んにメリットとして宣伝している「W報酬制度」は、成果報酬(Amazonは除外)に対して10%のボーナス報酬が翌々月末に振り込まれるというもの。
これ自体はユーザーに嬉しい制度だが、正直に言ってメリットとして実感しない。
というのは、W報酬として具体的にいくら支払われたかが管理画面やレポートで確認できないからだ。
「なんかボーナスが出たらしいけど、それがいくらかはちょっと分からないんだよねー」では、せっかくの素晴らしい制度にもありがたみが感じられない。もしもは本当に勿体無いことをしていると思う。
さっそく公式運営に改善要望を出しておいた。
2.住信SBIネット銀行なら報酬額1円から振り込まれる
もしもは基本的には成果金額1,000円以上から振り込まれるが、住信SBIネット銀行を報酬受取口座に指定した場合に、なんと1円から振り込まれる。
もしもが初心者に優しいASPだと言われるゆえんはこれで、つまり露骨な言い方をすれば「稼げないアフィリエイターほど、もしもの優しさが心に沁みる」。
僕も去年にもしもから毎月いただいた報酬は、34円とか56円とか、うまい棒しか買えねーじゃねーか!!とツッコミたくなるほどに悲しいものだったけれど、それでも毎月ちゃんと銀行口座に振り込まれるというのは、嬉しかったしモチベーションも大層上がった。
もしもアフィリエイトは、稼げないアフィリエイターに優しい。
そしてもしこの段階で「もしもアフィリエイト」に登録してみたくなった方は、ぜひ下のリンクから。
- もしもアフィリエイト(公式/会員登録の案内ページ)
しかしメリット解説はもう少し続きます。
3.アマゾン・楽天のアフィリンクの画像サイズの幅が広い
じつは……というほどでもないよく知られた話、アマゾンと楽天のアフィリエイトはA8.net経由でもできる。この2つが使えるのは、もしもの特権ではないわけだ。
しかしながら、A8.netと比べると、もしもの方がアマゾン&楽天のプロモーションは使いやすい。
例えばA8.netでアマゾンの画像を貼り付けるときに、画像サイズは80×80~160×160(px)までのサイズしか選べない。楽天であれば64×64~128×128とさらに幅が狭まる。
これがもしもアフィリエイトであれば、(アマゾン・楽天の両方とも)画像サイズは75×75~500×500(px)まで選ぶことができる。
つまり、アマゾンや楽天の大きな商品画像を貼り付けたいのであれば、ASP経由ではもしもアフィリエイト一択となる。
さらに、もしもアフィリエイトには「かんたんリンク」というツールがあり、アマゾンと楽天のアフィリンクを同時に生成することができる。検索結果一覧と商品個別でタブを切り替えられたりと、A8よりも圧倒的に管理画面が見やすい。
ただ、A8の方がバナーの種類は豊富であるので、このあたりは使い分けたい。
ブロガーに大人気のアフィリンクツール「カエレバ」や「ヨメレバ」も、もしものコードに対応している。
ちなみに、アマゾンで売れた商品は、もしもレポート画面からCSVをダウンロードして確認ができる。(A8はできない)
また、セブンネットショッピングのアフィリエイトも、もしも経由ですることができる。とにかくここで言いたいのは、もしも使いやすい。
4.成果発生と成果承認のたびにメールで教えてくれる(通知ON・OFF可能)
もしもアフィリエイトでは、成果発生と成果承認をメールで教えてくれる。
具体的に
- どのプロモーションから成果が発生したか
- 発生した成果報酬額はいくらか
- どのサイトから売れたか
- 発生日、承認日はいつか
の4つがメール本文には記載される。
A8.netでは管理画面にハチが飛び回るのがモチベーションのひとつとなるが、もしもアフィリエイトではメールが届くとやったー!と思える。
もちろん、このメール通知はプロモーションごとにONとOFFを切り替えられる。
(補足)告知メールも配信をON・OFFできる
A8.netからは「広告主からのメッセージメール」が迷惑メール並に毎日大量に届くので(しかも配信解除オプションがなく)困っているアフィリエイターは多いと思う。
しかし、もしもアフィリエイトではプロモーションごとに告知メールのON・OFFを切り替えられる。
まとめ
なんだかA8.netに対する愚痴ばかりなってしまって、A8の担当者には申し訳ない。でもユーザーの立場から正直に言わせてもらうとA8.netのデメリットがそのまま裏返しで、もしもアフィリエイトのメリットになっている。
つまり、A8.netのデメリットとは
- 報酬の振込手数料が高い
- アマゾンと楽天のプロモーションが使いづらい
- アマゾンと楽天で何が売れたかを確認できない
- 広告主からの告知メールが大量に届き、配信停止ができない
対して、もしもアフィリエイトのメリットは
- 報酬の振込手数料はかからない
- アマゾンと楽天のプロモーションが使いやすい
- アマゾンと楽天で何が売れたかを確認できる(csvとしてダウンロード可。楽天は商品名ではなくショップ名が分かる)
- 広告主からの告知メールはONとOFFの切り替えができる
以上、もしもアフィリエイトを長年使っているユーザーとしての所感を述べた。
ポジショントークであることを認めたうえで、それでも心の底から「もしもアフィリエイト」をASPのなかでは高く評価していることを強調しておきたい。
あとA8.netの悪いところをたくさん述べたけれども、プロモーションの案件数では圧倒的にA8.netの方が勝っており、アフィリエイターとしてばりばり稼ぐのならA8は外せない、というのは最後に補足しておきたい。
- もしもアフィリエイト(公式サイト/会員登録はこちらから)
(終わり)