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自転車用の「暗証番号ボタン式リング錠」がかなり便利だった話

今年の《もっとはやく買っておけば良かった!便利アイテム》の優勝候補が、GORINから販売されている『Vブレーキ用リング錠 BLACK GR-523』だ。これは本当に、あと3年、いや10年くらい早くに買っておけば良かったと後悔した。

GORIN Vブレーキ用リング錠 BLACK GR-523

GORIN Vブレーキ用リング錠 BLACK GR-523

GORIN GR-523はクロスバイク用のリング錠だ。

その特徴としては「鍵が不要」であること。

キーレス式で、四桁の暗証番号のボタンを押すことで解錠できる。なおVブレーキではない一般的な街乗り自転車用のタイプも販売されている。

写真のように後輪のVブレーキ部分に簡単に取り付けられる。

四桁の暗証番号は元から決まっており、自分で設定したり変更したりすることはできない。また、番号を押す順番も関係がなく、とにかく4つの番号が合っていればOKというタイプ。

10個の数字ボタンのうち4つの数字ボタンを押して解錠する。つまり組み合わせは10C4で、210通りとなる。万が一暗証番号を忘れても力技でロックを突破することは可能だ。(もちろんリング錠そのものを取り外した方が早いが)

「暗証番号ボタン式リング錠」のメリット

自転車の鍵を探す手間から解放される

本製品のメリットはひとえにこの一点のみに集約される。

ボクも片付けるのが下手なタイプで、物をよく無くしてしまう。自転車の鍵はまさに無くしやすいものの典型例で、急いでいるときに限って自転車の鍵が家のどこにも見当たらない。

自転車の鍵が見つからなくて、かれこれ30分以上家中を探し回った結果「ポケットに入ってるじゃねーか!!!」とずっこけた回数も数え切れない。

あるいは外出先から戻って駐輪場に停めた自転車を取り出そうとしたときにも、鍵が見つからないことがよくある。大抵はカバンの奥底の隙間に入り込んでいたりするのだが、見つけるのに随分な時間がかかってしまう。

そういった「自転車の鍵が見つからない!!」といったトラブルから解放してくれるのがこの暗証番号ボタン式リング錠の素晴らしさだ。

自転車の鍵が毎回見つからなくてイライラさせられている人には、本製品を心からおすすめしたい。

デメリットはセキュリティの低さ

4桁の暗証番号があるとはいえ、組み合わせはたったの210通り。セキュリティはお世辞にも高いとは言えないです。高級なロードバイクやクロスバイクでは、本製品のような簡単にロックが外れてしまう鍵の単体使用は推奨できないです。盗難される危険性があります。

加えて、暗証番号タイプのリング錠は

  • ロックをかけ忘れやすい
  • 解錠後、凹んだボタンを元に戻さないと他者から暗証番号が丸わかりになる

といった欠点がある。

ボクが使っているクロスバイクは街乗り用のめちゃくちゃ安いやつなので、盗難されるリスクは低いと考えている。しかし高級自転車では上記のようなデメリットがあることは知っておきたい。

なお上記製品は、Vブレーキ装着車(クロスバイク等)専用で、それ以外の自転車には取り付けられないため注意。

いわゆるママチャリ用の暗証番号タイプリング錠であれば「GORIN ボタン式リング錠 GR-500 K」か「GORIN ボタン式リング錠 GR-520 SL」が対応製品となる。(いずれもリンク先はAmazon)

以上、暗証番号タイプのリング錠は私的になかなか便利で良かったという話でした。

(了)


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