Webライターとして生きる

五条ダンのブログ。「楽しく書く」ための実践的方法論を研究する。

日記

挫折、敗北、失敗、虚無感、悲しみ、およそこれらの絶望についての話

仕事やプライベートでつらいことが続き、キーボードは一打鍵が鉛のように重く、筆はナメクジが這うよりも進まない。顔が濡れ、愛と勇気を失い、そのうえジャムおじさんとバタコさんから見捨てられたアンパンマンのごとく、生きる力が根こそぎ奪われている。 …

男だけど電車で痴漢被害に遭った話

隠していようと思ったが、痴漢に関する論争がネットでバズるのを見るたびに、僕自身がつらいと云うべきか、つっかえて取り除くことの出来ない心の棘のようなものがあって、この際だから告白してしまおうと思う。 男だけど電車で痴漢をされたことがある。 小…

半額の王様

ダメ出しをされるのには慣れており、おのれの未熟さをよくよく自覚している。しかしそれでもショックを受けるのが人間で、ある日、なにげなくエゴサーチをしたときに見つけてしまった。 『五条ダンというやからはライター失格だ。文章がなっておらず読むに堪…

あめゆじゆとてちてけんじや

「六甲のおいしい水を買うてきてほしいんやけど」と頼まれたのは、妹が緊急入院をして三日目の朝だった。病院食が喉を通らない絶食の状態で、点滴注射が痛々しい。小さく笑みをつくって、妹は六甲のおいしい水が飲みたいと言った。 僕は頷いて病室の外へ出る…

新曲「原稿の歌・改」公開のお知らせ

おそらく今ここにいらっしゃる皆さんのほとんどは覚えていまい。いや、この僕、五条ダンにとっては黒歴史そのものだから忘れ去られた方が望ましいとさえ言えるのだが、しかし歴史は繰り返されるものである。 ちょうど半年前、「Chordana Composerで自動作曲…

「蝶が怖い」僕がわざわざ昆虫館で蝶を見てきた話

ゴキブリやムカデやナメクジよりも、蝶の方が嫌いだ。嫌い、というよりも怖い。恐怖を感じる。世の中には蝶恐怖症なるものがあるらしく、僕もそのひとりなのかもしれない。 「蝶が怖い」とはっきり自覚したのは、自分が4歳のときだった。当時住んでいた古い…

僕と小説と、笑うカラス。

かれこれ七年くらい小説を書いていて「五条さんは文章がうまいですね」と大変ありがたい感想を頂くのだが、分かっている。この"分かっている"は、自惚れでも自負でもなくて、それはもう深い反省から発せられる言葉である。 すなわち、文章はおそらく見るには…

VOICEROID起動時の「暫定ライセンス認証エラー」の対処法

先日VOICEROID周りで困ったことがあって、自己解決したので対処法を紹介したい。 1.VOICEROID起動時のエラーについて 今まで何も問題なく使えていたのに、VOICEROIDを起動すると次のようなエラーが表示され、ソフトが立ち上がらなくなる。 『ライセンス認証…

ライトノベルの主人公にはなれないと悟った二十歳の誕生日

二十歳を過ぎた自分が想像できなかったので、僕は二十歳になる前に死ぬのだと思い込んでいた。中学二年生の頃からその思い込みは真実性を帯びていて、やがて自分のもとに《死神の少女》や《灼眼の戦士》や《撲殺天使》が訪れることを信じて疑わなかった。来…

「返報性の原理」を悪用したマーケティングは人間不信を生み出す

「私、褒められるのが怖いんです」とでも言おうものなら、おいおい、まんじゅう怖い的なネタ振りかよと突っ込みたくなる。 しかし実際に、僕は褒められるのが怖いし、褒めてくる相手を警戒してしまう。好意から発せられた言葉にも、何か裏があるんじゃないか…

代理振込のために名義人のマイナンバーカードを預かるケースがあるという話

すこし驚いたことがあったので、メモしておきたい。 先日、代理人として郵便局(ゆうちょ銀行窓口)から電信払込みをする機会があった。他者名義で高額の振り込みをする際には、当然ながら「委任状」が必要となる。 それに加えて、郵便局からは「名義人と代…

プロブロガーになるために就活をやめた大学生は愚か者なのか

「プロブロガーになるために就活やめます!」と高らかに宣言するブログ記事が、はてなブックマークで炎上しコメント欄で袋叩きにされる。はてな界の恒例行事であり、またか、と思わないわけではないのだけれど、胸が痛い。 とくに「新卒切符を投げ捨てるなん…

「簡易書留」は配達完了メールを受け取ることができるという話

僕は「簡易書留」を利用する機会が多く、書留で出すためにしょっちゅう郵便局に足を運ぶ。しかし、簡易書留で配達完了メールが届くサービスを知ったのは、つい先日のことだった。今まで知らなかったことが悔やまれる。これは便利なので簡単にご紹介したい。 …

Chordana Composerで自動作曲した曲をCeVIOに歌わせてみた話

最初に告白しておくと、僕は音楽がまったくできない。音痴だし音感もないし、学校の教室でリコーダーを吹こうものなら、クラスメイトが耳を押さえて逃げ出すレベルだった。 けれど、音楽そのものは好きだ。ニコ動に投稿されたボーカロイドのPVを眺めていると…

第一回「文学フリマ京都」に初めて出店参加した話

一月二十二日(日)に開催された、文学フリマ京都に出店参加した。サークルとして出店するのは今回が初めてで、就活の面接並みに緊張をする。ポストカードに販促用のキャッチコピーを書こうにも、手が震えてしまってまともに線が引けない有様だった。 幸い、…

ゲオ宅配買取でPSVitaを売った話(備忘録)

PSVitaをゲオ宅配買取で売ったのはもう去年(2016年10月)の話になるのだけれど、とりあえず備忘録というか、メモ書きとして残しておきたい。 PSVitaを売った経緯 もともと不要になって(そのまま捨てるのは勿体無いなと思い)売っただけなので、高値で売り…

文学フリマ大阪に初めて行ってきた所感

2016年9月18日(日)開催の第四回文学フリマ大阪に一般参加してきた。 学生時代にコミティア大阪に行ったことがあるのだけれど、あのときは人の多さに圧倒されてしまって、結局何も買えないままに帰ってきてしまった。同人誌イベントを実質的に楽しめたのは…

黄金司を育てよう(サボテンかわいい!)

黄金司(こがねつかさ)はマミラリア属のサボテンで、育てやすくて増やしやすい。100円均一のダイソーでも買える。気軽に栽培でき、コストもほとんどかからない。「ちょっとサボテン育ててみたいな」という人にぴったりな品種だ。 黄金司の魅力 黄金司の魅力は…

ポケモンGOと孵化する格安スマホ

ポケモンGOには「卵を孵化させる」という機能がある。2km、5km、10kmと、歩いた距離に応じて生まれるポケモン(のレア度)も変わってくるらしい。僕もさっそくこの卵ちゃんを孵化させようと、ポケGOを起動させて六甲山を歩きまわる。 スマホをスリープすると…

日記を300万文字書いたけれども人生は変わらなかった話

「日記をつけると人生が変わります!」と主張する自己啓発書を読んだ。子供の頃から歯磨きの習慣のように書き続けてきた身としては、まったく実感がない。日記のおかげで救われたとか、生き方が好転したとか、そのような効果は僕にはなかった。むしろ「あの…

怖い怖いと怯えていた「胃カメラ」を実際に飲んでみた所感

胃カメラを飲むのが怖い。怖くて怖くて、4ヶ月間も胃の不調を放置してきた。なんだか噂を聞くところによると、すっごく苦しいらしいし。注射を怖がる子どものごとく、僕はキリキリと痛む胃を両手で掴んで「ふぇぇ~、胃腸内科には行きたくないよぉ~」とめそ…

プロブロガーを嗤う、夢あるいは現実。

西日本を四十年に一度の大寒波が襲うのだそうで、ウェザーニュースが「三日分の食料を確保せよ!」と警告を出している。僕は冷蔵庫のなかを確認するが、モヤシとジャガイモしか入っていなかったので絶望した。窓からは神戸の港が見える。ベランダで大きな雪…

自己ブランディングの挫折

トピック「メディアクリエイター」について 僕はWebメディアを使っての自己ブランディングが、ものすごく下手な人間だ。20以上のペンネームを持ち、ブログやWordPressや手打ちHTMLのサイトで活動をしてきたが、どれも零細メディアに終わっている。一貫した「…

きっと何者にもなれない僕は

今週のお題「今の仕事を選んだ理由」 今日の昼過ぎ、税務署に開業届を出してきた。無表情で無感情のまま、坦々とした道を淡々と歩いて帰った。起業する、といっても特別な感情はない。なぜなら開業届を出すのはこれが二度目なのだから。せめて廃業届だけはも…


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